盲目の三味線弾きが吹雪の津軽を彷徨う。魂を削る音色で描く、芸に生きる人々の壮絶な愛と宿命の物語。
雪深い昭和の津軽平野。盲目の瞽女(ごぜ)イタ子は、三味線一本を頼りに旅を続ける。ある日、東京から逃げてきた青年テツオと出会い、奇妙な共同生活が開始。イタ子の奏でる津軽じょんがら節の激しい音色は、テツオの心を激しく揺さぶる。しかし、彼らの前には厳しい現実と、芸に生きる者の逃れられない宿命が立ちはだかる。吹雪の果てに彼らが見出すものとは。魂の叫びが響き渡る衝撃の人間ドラマ。
ネット上の声
- 津軽じょんがら節を聴いて感じる、無常や諦観といったそういう感情こそがテーマです
- 津軽って、本当に、今でもこうなのですか?
- 海水浴場でもあるのだけれども波がすごいね
- 津軽三味線の音色が切なく胸に突き刺さる
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督斎藤耕一
- 主演江波杏子