巨大ダム建設に沈む運命の街で、失われた愛を求めさまよう男女の姿を静かに描く、現代中国の叙情詩。
                
                世界最大の三峡ダム建設により、水没する運命にある中国の古都・奉節。出稼ぎ労働者の男は、16年前に別れた妻子を探しにこの街へやって来た。一方、看護師の女は、連絡が途絶えた夫を捜しに同じくこの街を訪れる。絶え間なく続く解体作業の騒音と、変わりゆく風景の中、二人はそれぞれの過去と向き合いながら、失われた絆の行方を追う。近代化の巨大な波に翻弄される人々の姿を通して、消えゆくものへの哀愁と、それでも続く人間の営みを静謐な映像で綴る。
            
            
                
                        ネット上の声
                        
                            
                                - 出会った人をいちいち値踏みし、 なにがしかの金を請求する中国の地方都市の人たち。 粗野な人たちが多い。 その風情が非常に中国らしいと思った。
- こういう淡々とした映画が意外と好き、眠いとか言われそうな内容だけど2時間あっとい
- 『罪の手ざわり』1本で大好きになったジャ・ジャンクー監督を観続けて6本目
- 中国社会の光と影、人々の悲哀と心の拠り所
 
            
            
                
                        ヒューマンドラマ
                
            
            
                
            
            
            
                
                    - 製作年2006年
- 製作国中国
- 時間113分
- 監督ジャ・ジャンクー
- 主演チャオ・タオ