1960年代からアンデス先住民の価値観に基づく作品を撮り続けてきたボリビアの映画制作集団「ウカマウ」が、過去をつぐなう旅を続ける男の姿を通し、民族的アイデンティティの喪失と再生を描いた作品。ある理由から故郷のウィルカニ村を追放されたセバスチャンは、現在は首都ラパスの片隅で棺桶職人として働いていた。ある日、セバスチャンは数年ぶりにウィルカニ村へ戻ることを決意するが、帰郷の準備をしていると軍事クーデターが起こり、市街地で銃撃戦が発生。一方、ウィルカニ村では農民たちが軍事クーデターに抵抗するべく立ちあがっていた。
ネット上の声
- 先住民問題に目を開かされた力作!
- インディオである自らのアイデンティティを捨て帝国主義に迎合し資本主義に魂を売り渡
- 村を追い出された男が殺されるかもしれない村に戻り、死ぬまで『死の踊り』を踊り続け
- ボリビア・ウカマウ集団ってしょっちゅう名前を聞くし何か映画を見たことある気もする
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ボリビア
- 時間125分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演レイナルド・ユフラ