ボリビアの鉱山、搾取される先住民。軍事政権の弾圧に、彼らは沈黙を破る。これは、歴史の闇に葬られた魂の蜂起。
1967年、軍事政権下のボリビア。アンデスの錫鉱山で、先住民の鉱夫たちは危険な労働と低賃金に喘いでいた。人間としての尊厳を取り戻すため、彼らは労働組合を結成し、待遇改善を求めて立ち上がる。しかし、アメリカの支援を受ける政府は、彼らの声を力で封じ込めようと軍隊を派遣。平和的であったはずの抵抗運動は、後に「サン・フアンの虐殺」と呼ばれる悲劇へと向かっていく。これは、歴史の闇に葬られかけた、名もなき人々の抵抗の記録。搾取される者の怒りと悲しみが、観る者の胸に突き刺さる。
ネット上の声
- インディオである自らのアイデンティティを捨て帝国主義に迎合し資本主義に魂を売り渡
- 午前中はランニングをはさみ、いい感じに疲れ&午後のショッピングの後と共に劇場へi
- 先住民問題に目を開かされた力作!
- ウカマウ集団特集
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ボリビア
- 時間125分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演レイナルド・ユフラ