孤児院に送られる幼い姉弟と護送する若い警官が、イタリア縦断の旅をする姿を描く人間ドラマ。一九九二年度カンヌ国際映画祭審査員グランプリ受賞作。監督・脚本はテレビ出身で、日本では第一回イタリア映画祭で長編デビュー作の「心のいたみ」が上映されたジャンニ・アメリオ。製作は「みんな元気」のアンジェロ・リッツォーリ。エグゼクティヴ・プロデューサーはエンツォ・ポルチェッリ。共同脚本は「永遠のマリー」のサンドロ・ペトラリアとステファーノ・ルッリ。撮影はトニーノ・ナルディと「女テロリストの秘密」のレナート・タフリ。音楽はフランコ・ピエルサンティが担当。主演は、ミラノに住む実際の移民の子どもたちの中から選ばれたヴァレンティナ・スカリーチとジュゼッペ・イエラチターノ、ローマの国立映画実験センター出身で「ハドソン・ホーク」のエンリコ・ロ・ヴェルソ。
ネット上の声
- 自然体の人間描写
- 20世紀の終わり頃、梅雨どきのひどい雨の中、大学への通学用の定期券を使い電車に乗
- 売春で捕まる家族と客という衝撃的な導入で始まるイタリアのロードムービー
- 第45回カンヌ国際映画祭審査員グランプリ
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国イタリア,フランス,スイス
- 時間116分
- 監督ジャンニ・アメリオ
- 主演エンリコ・ロー・ヴェルソ