アイヌ民族が口頭伝承してきた叙事詩ユーカラを「アイヌ神謡集」として日本語訳した実在の人物・知里幸恵の人生を描いたドラマ。
大正6年、学業優秀な北里テルはアイヌとして初めて女子職業学校に入学するが、理不尽な差別といじめに遭う。ある日、アイヌ語研究の第一人者である東京の兼田教授が、テルの叔母イヌイェマツのもとへアイヌの叙事詩ユーカラを聞きに来る。テルは教授の強い勧めでユーカラを文字にして残すことに着手し、その日本語訳の素晴らしさから、東京で本格的に活動することに。同じアイヌの青年・一三四(ひさし)や叔母に見送られ、東京へと旅立つテルだったが……。
「あつい胸さわぎ」の吉田美月喜が主演を務め、テルに思いを寄せる一三四を「ソロモンの偽証」の望月歩、叔母イヌイェマツを島田歌穂、兼田教授を加藤雅也が演じる。監督・脚本は「ぼくらの七日間戦争」の菅原浩志。
ネット上の声
- アイヌ語は、口承のみで、文字が無いもの。 東京の民俗学者に説得され...
- 金田一京助氏の姿勢は素晴らしいけれども、過激?
- アイヌ文化を後世に伝える意義のある作品
- たくさんの人に見てほしい映画です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督菅原浩志
- 主演吉田美月喜