海から現れたタンスと二人の男。彼らが運ぶのはただの家具か、それとも社会への問いか。不条理が支配する世界での孤独な旅路。
舞台はポーランドの海辺の町。海から現れた二人の男。彼らの手には、古めかしい大きなタンス。町へ入ろうとするも、その異様な姿とタンスの存在が、行く先々で人々からの拒絶と暴力を生む。路面電車にも、レストランにも、彼らの居場所はない。純粋な心を持つ彼らが、この不寛容な世界で探し求めるものとは何か。やがて彼らが下す決断が、観る者の心に静かな問いを投げかける、ロマン・ポランスキー監督による寓話的短編。
ネット上の声
- タンス=ユダヤ人として受けた差別?
- 何故か海から大きなタンスを二人の男が抱え陸に上がってくる…、なんと摩訶不思議な光
- 服が海水で濡れているという極めて最悪な状態から、ほぼ最悪な出来事しか起きないです
- 海の中からタンスを持った2人がある町にやってくる話
ファンタジー
- 製作年1958年
- 製作国ポーランド
- 時間18分
- 監督ロマン・ポランスキー
- 主演ヤクブ・ゴールドベルク