南海の楽園を舞台に、禁じられた恋に身を焦がす若き恋人たちの運命を描いた、サイレント映画の金字塔。
文明から隔絶された南太平洋のボラボラ島。島の若者マタヒと美しき娘レリは互いに惹かれ合う。しかしある日、レリが「神々の聖なる処女」に選ばれ、男との接触を一切禁じられる非情な掟「タブウ」が宣告される。掟を破り、愛を貫くことを決意した二人は島から脱出。しかし、追っ手は容赦なく彼らを追い詰め、文明社会の現実が二人の純粋な愛に影を落とす。全編を覆う現地の美しい風景と、セリフを排した映像美が、二人の悲恋を詩的に描き出す。果たして、彼らの愛に安住の地はあるのか。息をのむ衝撃のラストシーン。
ネット上の声
- F•W•ムルナウの遺作となった、31年のサイレント映画
- ムルナウの遺作
- 人工物と自然物の対比をこれ以上の形で描いた映画は(ストローブ=ユイレがそれを引き
- 解説聞いて面白いと感じたけど、映画を見ながらめちゃくちゃ目が惹かれたかと言われた
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督F・W・ムルナウ
- 主演マタヒ