エジプト王朝を舞台にファラオ(偉大なる王)たるべく生まれた若者が、その卓抜の才能にもかかわらず、周囲の陰謀によって悲劇的最後をとげるまでを描いた、ポーランド映画のテーマをぎりぎりにしぼりあげた原型的作品。監督は「尼僧ヨアンナ」のイェジー・カワレロウィッチ。ヴォレスワフ・プルスの原作を「尼僧ヨアンナ」のタデウシュ・コンヴィツキとイェジー・カワレロウィッチが脚色。撮影は「抵抗の詩」のイェジー・ウォイチック、美術はイェジー・スクシェピニュスキー、音楽は「戦争の真の終り」のアダム・ワラチニュスキーなど、カワレロウィッチの作品でおなじみのスタッフがそれぞれ担当している。出演はワルシャワ演劇学校の学生ゲオルゲ・ゼルニック、「ヨーロッパの解放」のバルバラ・ブリルスカ、その他、クリスティナ・ミコワイエフスカ、ピョートル・パウウォフスキー、レシニェック・ヘルデーゲン、イェジー・ブチャッキなど。イーストマンカラー、デアリースコープ。
ネット上の声
- 素早いパン(カメラが上下左右に動くやつ)の繰り返しが眠気を誘うことを発見した
- 最近映画の途中で寝てばかりいる
- ポーランド映画祭2017にて鑑賞
- 【今こそブルーレイを!】
- 製作年1966年
- 製作国ポーランド
- 時間119分
- 監督イェジー・カヴァレロヴィチ
- 主演ゲオルゲ・ゼルニック