貧しい農村の変革を夢見る一人の農婦。ソ連初期、農業集団化の理想と現実を力強く描くプロパガンダ映画の金字塔。
1920年代、ソビエト連邦の貧しい農村。旧態依然とした農業に苦しむ農民たちの中で、一人の農婦マルファが立ち上がる。彼女は、個人経営の限界を打破するため、村で最初のコルホーズ(集団農場)設立に奔走。しかし、保守的な農民たちの抵抗や官僚主義の壁が彼女の前に立ちはだかる。モンタージュ理論を駆使した映像美学で、機械化による希望と、古い因習との闘争をダイナミックに描写。革命の理想に燃える人々の力強い記録。
ネット上の声
- 映像主義の力強さ!!
- 古きものと新しきもの
- サイレント映画です
- 冒頭の「我々は農業国から産業国へと生まれ変わる必要がある」というレーニンの言葉の
ヒューマンドラマ
- 製作年1929年
- 製作国ソ連
- 時間84分
- 監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
- 主演マルファ・ラプキナ