原爆投下から10年後の広島。白血病と闘いながら、生きる希望を千羽の鶴に託した少女の実話に基づく感動の物語。
舞台は原爆の傷跡が残る1955年の広島。活発で心優しい少女、佐々木禎子。原爆投下時には2歳だった彼女は、小学6年生の時に突然「原爆症」による白血病と診断される。「千羽の鶴を折れば願いが叶う」という言い伝えを信じ、禎子は病床でひたすら折り鶴を折り始める。一本、また一本と、鶴に込められるのは「生きたい」という切実な願い。彼女の姿は家族や友人、そして多くの人々の心を動かしていく。命の尊さと平和への祈りを描く、涙なくしては見られない物語。
ネット上の声
- 原爆症入院治療費は有償高額だったのか?
- すごく悲しかったです
- リアルに感じます
- 原爆の像にモデルがいた事を恥ずかしながらこの映画で知ったが、原爆で生き残っても辛
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督神山征二郎
- 主演広瀬珠美