セルゲイ・M・エイゼンシュテインが、第一次ロシア革命と呼ばれる一九〇五年革命のなかの、歴史的事件“ポチョムキン号の反乱”をテーマに製作したもの。彼は監督・シナリオ・モンタージュを担当し、《リズミック・モンタージュ》と《音調モンタージュ》は特に有名である。シナリオはニーナ・アガジャノヴァ・シュトコがエイゼンシュティンに協力している。撮影はエドゥアルド・ティッセ、音楽はニコライ・クリューコフ、録音はイ・カシケヴィッチ、美術はワシリー・ラハリスが担当した。なお、助監督にグリゴーリ・アレクサンドロフがついている。出演はア・アントーノフ、グリゴーリ・アレクサンドロフ、ウラジミール・バルスキーらのほかに、エイゼンシュティン自身が神父役で出演している。製作一九五二五年だが、モスフィルムが一九五〇年に発声版を作っている。
ネット上の声
- 淀川長治氏が黄金狂時代と同格の傑作と表するに納得
- 映像編集に意味を与えることで生まれた奇跡
- 映画史的には価値あるのでしょうが・・・
- シーンごとカットごとの比類なき力強さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1925年
- 製作国ソ連
- 時間66分
- 監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
- 主演アレクサンドル・アントノーフ