プーシキンの名高い短編小説の映画化で、「誘惑の港」のロドニー・アクランドがアーサー・ボイスと協力脚色し、英国映画界中堅的地位にあるソロルド・ディッキンソンが監督に当り、「誘惑の港」と同じくオットー・ヘラーが撮影に当り、「乱闘街」のジョルジュ・オーリックが作曲したアナトール・デ・グルンワルト作品である。主演者は「赤い靴」のアントン・ウォルブルックと、映画初出演の八十歳の舞台女優エディス・エヴァンスで、同じく映画初出演の舞台女優イヴォンヌ・ミッチェル、「僞れる結婚」のロナルド・ハワード、メアリー・ジェロルド、アンソニー・ドーソン、ポーリン・テナント等が助演する。なおエヴァンス、テナント両嬢のコスチュームとセットは著名なデザイナーのオリヴァー・メッセルがデザインした。
ネット上の声
- なんとしても金持ちになりたい節約マン
- 老伯爵夫人の顔が怖い! 野心家の士官の無謀な「賭け」を描く、プーシキン原作の幻想譚
- ピカレスクロマンとオカルトが渾然一体と化した、冷酷なサクセスストーリーがひたすら
- いかにもイギリス映画って風情の固さだが、イーディス・エヴァンスが死んでからのテン
サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ソロルド・ディキンソン
- 主演アントン・ウォルブルック