精神科病院を舞台に、患者と職員が創り上げるひと夏の演劇。その記録が映す、人間の尊厳。
フランスの森に佇む精神科病院「ラ・ボルド」。ここでは毎年夏、患者と職員が一体となって演劇を上演する。カメラは、その稽古から本番までの道のりを静かに見つめる。セリフに苦戦する人、役になりきる人、舞台装置を作る人々。そこにあるのは、病名や立場で区切られない、一人の人間としての喜怒哀楽。些細な日常の積み重ねと、一つの目標に向かう共同作業の中に、生きることの豊かさと希望の光を見出すドキュメンタリー。
ネット上の声
- フランスの田舎の精神科開放病棟の日々と
- フランスにある精神科クリニックのドキュメンタリー
- フランス産ドキュメンタリィ
- フィリベール監督の精神病院を舞台にしたドキュメンタリーは『アダマン号に乗って』が
ドキュメンタリー
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ニコラ・フィリベール
- 主演ジャン・ウーリー