砂漠に沈んだ一族の記憶。一人の青年が、蜃気楼の先に失われた過去を掘り起こす、幻想的な旅。
広大なペルーの砂漠地帯。青年は、かつて栄華を誇り、今は砂の下に眠る一族の屋敷を相続。彼はたった一人、その屋敷を掘り起こすという無謀な挑戦を開始。灼熱の太陽の下、掘り進めるうちに、過去の断片的な記憶や一族の幻影が蜃気楼のように現れ始める。現在と過去が交錯し、現実と幻想の境界が曖昧になる中、彼が砂の底に見出すものとは。壮大な自然と人間の孤独な闘いを描く、映像詩。
ネット上の声
- これは高校の時に観た作品だけど、難解でよく分かりませんでしたね、わりあい砂漠の風
- 愛し合う二人の激情が苦しいほど画面から伝わって来て、忘れられ映画です
- ペルーのアルマンド=ロブレス・ゴドイの「みどりの壁」に続く2作目
- 緑の壁を見て、同じ頃にこちらも見ました
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国ペルー
- 時間85分
- 監督アルマンド=ロブレス・ゴドイ
- 主演セザール・エリアス