霧深きベラルーシの沼地、呪われた古城を脅かす亡霊の狩人。一人の学者が伝説の謎に挑むゴシック・ミステリー。
19世紀末、ベラルーシの広大な沼沢地帯。民俗学者のベラルチェキーは道に迷い、朽ち果てた古城にたどり着く。城の若き女主人ナジェーヤは、一族に伝わる呪いに怯えていた。それは、かつての非道な王スタフとその亡霊の狩人たちが、夜な夜な現れるという「野蛮な狩り」の伝説。城の周りで次々と起こる不可解な事件。ベラルチェキーは、これが単なる迷信ではないと確信し、恐怖に支配された城の謎を解き明かすことを決意。霧と静寂に包まれた土地で、彼は超自然的な恐怖と人間の欲望が渦巻く陰謀の核心へと迫っていく。
ネット上の声
- まさにソ連版「八つ墓村」
- 知られざるソヴィエト製ゴシック・ミステリ映画の傑作。幻想的謎を打破する理性の光!
- 綺麗で怖い!
- ユーロスペースが桜丘町にあった頃にやっていたソビエト映画特集で観たのが最初だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間109分
- 監督ワレーリー・ルビンチク
- 主演ボリス・プロートニコフ