機械文明に自由は奪われるのか?刑務所仲間二人の数奇な運命が問う、幸福の本質を描く風刺喜劇。
刑務所で共に過ごしたルイとエミール。先に出所したルイは蓄音機工場の社長として成功を収める一方、エミールは自由気ままな放浪生活。ある日、職を求めたエミールが偶然にもルイの工場で働くことに。ベルトコンベアが支配する非人間的な労働環境。旧友との再会は、ルイが築き上げた成功と秩序を根底から揺るがす大騒動へと発展。果たして本当の「自由」とは何か。チャップリンにも影響を与えたとされる、ルネ・クレール監督の傑作。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 約90年前の映画とは思えぬ先進性、斬新さ、完成度、いまだに色褪せぬ社会風刺とフランスらしいエスプリ。 映画を我等に!
- チャップリンの「モダン・タイムス」(1936年)に影響を与えたと言われているルネ
- 『モダンタイムス』以前にもこういう社会が描かれていたんだなあ。社会...
- モダン・タイムスは階級闘争。この映画は金欲、性欲、食欲♥
ヒューマンドラマ
- 製作年1931年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督ルネ・クレール
- 主演アンリ・マルシャン