ローマの若き共産党員ジュリオの日常と葛藤。政治への情熱と個人的な悩みの間で揺れ動く、青年の肖像をコミカルに描く。
1990年代初頭のイタリア・ローマ。イタリア共産党の若き地区委員であるジュリオは、理想に燃え、日々党の活動に奔走している。しかし、彼の日常は政治活動だけではない。水球チームでの練習、神経質な両親との同居生活、そしてなかなかうまくいかない恋愛。そんな中、ベルリンの壁が崩壊し、党は存続の危機に直面。理想と現実のギャップ、政治家としての責任と一個人の悩み。次々と押し寄せる問題に、ジュリオは当惑し、悩み、それでも自分なりの答えを見つけようと奮闘する。一人の青年の視点から、時代の変化をユーモラスかつ鋭く切り取った物語。
ネット上の声
- これがコメディ扱いなのか・・・
- 妻と子供を持った元司祭、妊娠中の妹、不倫相手との間に子供が出来た父、息子持ちの上
- いわゆる「親愛なる日記」とかじゃないテイストのモレッティ作品
- ナンニ・モレッティ監督・脚本・主演の辛口コメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演ナンニ・モレッティ