女王エリザベス1世がパンクに荒廃した未来の英国に降臨する、デレク・ジャーマン監督の伝説的カルト映画。
16世紀のイングランド。女王エリザベス1世は、魔術師ジョンの手引きで、天使と共に未来の王国へと旅立つ。彼女が目にしたのは、文明が崩壊し、パンクスの若者たちが暴力と無秩序の限りを尽くす荒れ果てたロンドン。国家も秩序も失われた世界で、女王は自らの帝国の末路をただ呆然と見つめる。歴史と未来、秩序と混沌が過激に衝突する、唯一無二の映像体験。これは単なる映画ではない。一つの時代が産んだ、怒りと反逆の黙示録。
ネット上の声
- 1978年、イギリス、ディストピアな英国を描いた散文詩的なドラマ
- 実験的な映画を多く作っていますが、なかなか観る事が出来なかったデレク・ジャーマン
- あぁ、だから私はハル・ハートリーとデレク・ジャーマンが好きなのか、と気が付かされ
- エリザベス1世がタイムループして退廃した近未来のロンドンを目撃するという若干SF
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督デレク・ジャーマン
- 主演ジェニー・ラナカー