レジスタンス時代にフランスで、米国特務機関員が命令によって犯した一つの殺人をもとに、戦争下の人間心理を描いた作品。戦時中の実話にもとづいてドナルド・C・ダウンズが書いた書下し物語を、「若い恋人たち」のアンソニー・アスキスが監督した。脚色は、批評家でもあるポール・デーン。撮影を「黒い天幕」のデスモンド・ディキンソン、音楽をベンジャミン・フランケルが担当している。主人公にはカナダ出身の新人ポール・マッシーが抜擢され、「抱擁」「陽はまた昇る」のエディ・アルバート、無声映画時代のスター「蜘蛛の巣」のリリアン・ギッシュ、「キャンベル渓谷の激闘」のジェームズ・ロバートソン・ジャスティス等と共演する。製作アンソニー・ハヴェロック・アラン。
- 製作年1958年
- 製作国イギリス
- 時間112分
- 監督アンソニー・アスクィス
- 主演ポール・マッシー