近未来の東京。無機質な部屋に突如現れた謎の肉塊。男の日常は、増殖する生命体によって侵食されていく恐怖の記録。
舞台は、管理された近未来の東京。ハイテクマンションの一室で、孤独に暮らす男。彼の日常は、ある日壁から染み出した謎の肉塊によって一変する。それは脈打ち、増殖し、部屋を、そして男の身体をも侵食し始める。逃れられない恐怖と、生命体のグロテスクな変容。テクノロジーに支配された都市で、原始的な生命の暴力が人間を飲み込んでいく。石井聰亙監督が描く、鮮烈なサイバーパンク・ボディホラー。
ネット上の声
- こんなことを夢想した
- いわゆる「雇われ仕事」的な一編ではあるが、一方で「やりたいことをやれる」場を活か
- 久しぶりの監督復活作品ということでWOWOWで視聴した記憶
- 進化の歴史を終えた生きた化石
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間37分
- 監督石井總亙
- 主演山田辰夫