盲目を装う天才ピアニスト。殺人現場を目撃した彼を襲う、音と沈黙のサスペンス。
天才ピアニストとして将来を嘱望されながらも、挫折を味わった青年アドリアン。彼は盲目のピアノ調律師と偽り、新たな人生を歩んでいた。その繊細な聴覚と演技で、顧客の信頼を得る日々。ある日、依頼を受けて訪れた裕福なアパルトマン。そこで彼は、ピアノを調律する傍ら、殺人事件の現場を目撃してしまう。しかし、彼は盲目のふりを続けなければならない。音を立てれば、見ていると気づかれれば、殺される。息を殺し、鍵盤とハンマーの音だけが響く密室。殺人犯との危険な駆け引きと、じりじりと迫る恐怖。彼の運命を分ける、決死の演奏。
ネット上の声
- 盲目のフリをしたピアノ調律師が殺人現場に居合わせるっていう設定が秀逸。短編なのに緊張感がすごくて、ラストの静けさが逆に怖かった。よく出来てる!
- テレビで紹介されてて気になって鑑賞。ハラハラドキドキした!短いのに満足感高いです。
- 設定は面白いけど、目が見えなくても音とか匂いで色々分かりそうじゃない?って思っちゃって集中できなかったw
- すごい引き込まれた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間13分
- 監督オリヴィエ・トレネ
- 主演グレゴワール・ルプランス=ランゲ