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「白鯨」などで知られるハーマン・メルビルの小説「ビリー・バッド」を下敷きに、フランスの名匠クレール・ドゥニが手がけた作品で、青くまばゆいアフリカの海岸を背景に、フランスの外国人部隊と、それを率いる指揮官の送る日々を描いたドラマ。
フランス、マルセイユの自宅で回想録を執筆しているガルー。かつて外国人部隊の上級曹長だった彼は、アフリカのジブチに駐留していた。暑く乾いた土地で過ごすなか、いつしかガルーは上官であるフォレスティエの多くの資質に対し、羨ましい思いを抱くようになる。ある時、部隊にサンタンという新兵がやってくる。社交的な性格でたちまち人気者になったサンタンに対し、ガルーは嫉妬や羨望を抱き、いつしかサンタンを破滅させたいと願うようになる。
主演は「汚れた血」「ポンヌフの恋人」などのレオス・カラックス作品の常連として知られるドニ・ラバン。日本では長らく未公開だったが、2024年に4Kレストア版で劇場初公開。
ネット上の声
- クレール・ドゥニ監督作品初鑑賞…
- 何がどうなってそうなった?
- イケメンの塩漬け
- ドゥニ・ラヴァンの身体性と言ってしまえばそれで全てになってしまう気がするのですが
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督クレール・ドゥニ
- 主演ドニ・ラヴァン
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自身の波瀾に富んだ人生さながらの映画に平穏を見出し、新たなる到達点へと至った、フィリップ・ガレル監督渾身のラブストーリー。愛し合う若き映画監督と駆け出しの女優が、映画撮影の過程でそれぞれ苦悩していく姿を美しいモノクロの映像で描く。2001年ヴェネチア国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
ネット上の声
- 作りたい映画があるんだ!ヘロインやドラッグの怖さを伝える、世の中を救う映画なんだ
- たまに浸りたくなるフィリップ・ガレル監督のスタイリッシュな雰囲気
- フィリップ・ガレル監督作品
- 映画のおそるべき力
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間117分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演メディ・ベラ・カセム
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ジャン・リュック・ゴダールの監督・脚本・台詞になるアルジェリア戦争時代の青春を描いたもので、「勝手にしやがれ」に次ぐ彼の長篇第二作。撮影はヌーヴェル・ヴァーグ派の名手ラウール・クタール、音楽はモーリス・ルルーが担当した。出演は、これが第一作だったアンナ・カリーナ。演劇畑より、この作品で初めて映画に主演し、その後「何がなんでも首ったけ」で人気を得たミシェル・シュボール。ほかに吉田喜重監督の「さらば夏の光」にも顔をみせているポール・ボーベなど。
ネット上の声
- 結局、アンナ・カリーナの印象が強い
- 簡潔な暴力回るカメラ
- 二者択一の力
- アンナ・カリーナ素晴らしい
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演アンナ・カリーナ
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つねに世界に話題をまいているブリジット・バルドーが活躍する青春お色気コメディ。バルドーの前の夫だった「危険な関係」のロジェ・ヴァディムが監督している。脚本も、ヴァディムと新進ライター、クロード・ブリュレが共同で書いたもの。撮影は老練ロベール・ルフェーヴル。音楽はアメリカの作曲家、ジェームズ・キャンベル。美術はロベール・クラベルの担当。映画の中に出てくる踊りをオペラ座の踊り手ミシェル・ルノーが振付けている。出演者はバルドーの他に、「小さな兵隊」でデビューした新人ミシェル・シュボール、「唇によだれ」のジャック・リベロルなど。
ネット上の声
- なんかタイトルが面白いなって借りたブリジット・バルドー主演60年代フランス産モノ
- カメラマンの恋人フィリップと早く結婚したいと願い不動産を探しまくってる売れっ子モ
- 動くバービー人形みたいなBBがとにかくカワイイ!勝ち気で衝動的で身勝手で、奔放が
- バルドーが彼氏に振られた腹いせに他の男の人と仲良くして嫉妬させようとする話
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- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間90分
- 監督ロジェ・ヴァディム
- 主演ブリジット・バルドー