事故で顔を失った娘のため、若い女を攫い顔を移植する狂気の外科医。美と恐怖が交錯する、詩的フレンチ・ホラー。
パリ郊外の屋敷。著名な外科医ジェネシェ博士は、自らの運転事故で美貌を失った娘クリスチアヌのために、恐ろしい計画を実行。それは、若い女性を誘拐し、その顔の皮膚を娘に移植するという非道な実験。無表情な白いマスクの下で、クリスチアヌは父の狂気と罪悪感に苛まれる。監禁された鳥たちと、次々と現れる“材料”の娘たち。美への歪んだ執着が生んだ悲劇が、詩的かつ残酷な映像美で描かれる、ホラー映画の金字塔。
ネット上の声
- ”それは、ほんの少しの想像力を必要とするだけで、最も平凡なジェスチャーが突然不穏
- え、いつの間に電車降りたの?と思ったら並走していたところの戦慄
- 顔のない眼で知られる、ジョルジュ・フランジュの作品
- 原題は“La Premiere Nuit”、『最初の夜』
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジョルジュ・フランジュ
- 主演リスベート・ペルソン