精神科医が迷い込む、現実と虚構の境界線。ある患者との出会いが、彼の日常を静かに蝕んでいくサスペンス・スリラー。
舞台は現代日本の精神科クリニック。若く優秀な精神科医の日常は、担当になった一人の謎めいた患者「症例X」によって崩壊の序曲を奏で始める。どんな診断にも当てはまらない症状、現実を歪める不可解な言動。彼は患者を救うという使命感に燃えるが、深入りするほどに自身の精神が蝕まれ、現実と幻覚の区別が曖昧になっていく。これは病気の治療か、それとも仕組まれた罠か。患者の過去に隠された衝撃の真実が、医師を逃れられない恐怖の渦へと引きずり込む。
ネット上の声
- わかりやすい即時性のあるエンタメ色が好まれる現代で、このような映画を作れる監督に
- 画面を通して自分の心の奥を覗いてるような不思議な感覚に陥ってヤヴァかった
- 統合失調症の母親の介護ドキュメンタリーって感じ!
- 当時にしてもちょっと古っぽく撮ってるのかな
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督吉田光希
- 主演坂本匡在