実際に起きたの事件にヒントを得た大島渚の名作のひとつ。戦争で人生を棒に振ったと思い込んでいる酔いどれの父親と、気の強い後妻、少年と幼い弟の4人は当たり屋で生活費を稼ぎながら日本を縦断する。この犯罪に呵責の念を感じるが、少年にはなにもいえない。やがて一家は逮捕されるが……。日本を騒がせた当たり屋家族の顛末を叙情性あふれるロードムービーとして描いた作品でベネチア映画祭でも高く評価された。
ネット上の声
- つーっと涙を流す場面で胸をしめつけられた
- 監督のイデオロギーはともかく、魅せる!
- 少年の心理の葛藤を描いたロードムービー
- 少年から目を背けてはいけない!
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督大島渚
- 主演渡辺文雄