奔放な女性シュザンヌを巡る、二人の男子学生の恋と友情。ロメールが描く、若さゆえの傲慢と残酷な心理劇。
60年代のパリ。内気な学生ベルトランは、自信家でプレイボーイの友人ギヨームと共に、シュザンヌという女性と出会う。ギヨームにいいように利用され、お金まで貢ぐシュザンヌを、ベルトランは軽蔑の目で見ていた。しかし、彼女と時間を過ごすうち、その無防備さの奥にある魅力に気づき始める。友情、嫉妬、そして若さゆえの誤解。観察者であったはずのベルトランの心に芽生えた、予期せぬ感情の行方とは。エリック・ロメール監督による「六つの教訓話」シリーズ第二作。
ネット上の声
- ベルトランがしょうもない友人ギョームを盲信してるのが馬鹿らしいし世間知らずの子供
- 相手を選ぶ権利が自分にあることを疑わないのは昔も今も変わってなくて、男女のイタチ
- ベルトランは口説きやすい子にばかりいって「ふさわしい」女にいかない、みたいなとこ
- ベルトランという男子学生の目線で友人ギョームとその彼女シュザンヌのことをつらつら
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督エリック・ロメール
- 主演カトリーヌ・セー