離島で暮らす作家夫婦の静謐な日常。愛と狂気、そして文学が織りなす魂のドキュメンタリー。
舞台は日本の離島、奄美大島。作家・島尾敏雄と、その妻ミホの晩年の暮らしを静かに見つめる映像詩。夫の不貞をきっかけに精神を病んだ妻と、彼女に寄り添い続けた夫。二人の間には、言葉を超えた深い結びつきと、癒えることのない傷痕。穏やかな島の自然とは対照的な、彼らの内面の激しい葛藤。愛とは、赦しとは何か。ロシアの巨匠ソクーロフが、繊細な眼差しで捉えた、ある夫婦の愛と人生の深淵。
ネット上の声
- もう3年くらい会ってないのに夜中にいきなり「いつ空いてるの?」ってLINEしてく
- 奄美、加計呂麻島の波打ち際
- ドキュメント風映像小説
- 前半はいくらソクーロフでもキツかったが後半の母娘の交わってるのかどうかよくわから
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国ロシア,日本
- 時間63分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演島尾ミホ