戦争に揺れる王国に、キリストの魂を宿して蘇った男。彼が王に説くのは、武器を捨て、平和を求める「文明」の道。
架空の王国で、国王が国民を煽り、大規模な戦争が勃発。潜水艦の指揮官であるフェルディナンド伯爵は、敵国の客船撃沈の命令に苦悩する。戦闘の末、命を落とした伯爵。しかし、その肉体にイエス・キリストの魂が宿り、彼は奇跡の生還を果たす。平和のメッセージを伝えるという使命を帯びた伯爵は、戦争に熱狂する国王の前に立ち、武器を置くよう説得を試みる。一人の男の訴えは、国家を、そして戦争の運命を変えることができるのか。サイレント映画の巨匠が、壮大なスケールで戦争の虚しさと平和の尊さを描いた一大叙事詩。
ネット上の声
- トーマスHインス監督兼プロデューサーが、欧州での第一次大戦勃発を受けて参戦か否か
- ヴァーホーベンが「『ロボコップ』はアメリカン・ジーザスだ」と言っていたが、どうも
- 内容的には(問題はありつつも『國民の創生』との比較において)現代にも通じる倫理観
- 私的には「問題作」と言ってしまいたくなる内容だけど、反戦(の映像)表象としては原
ヒューマンドラマ
- 製作年1915年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督トーマス・H・インス
- 主演ハーシェル・メイオール