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つまらぬ嘘から、命懸けの討ち入りに巻き込まれた下級武士。生き残りをかけた、滑稽で哀しい逃走劇を描く新感覚時代劇。
舞台は江戸時代、武士の面目が重んじられる社会。腕も立たず、臆病な下級武士の研屋辰五郎(通称:研辰)。彼が遊郭でついた「高名な武士を討ち取った」という見栄からの大嘘。その嘘が瞬く間に広まり、討たれたとされる武士の遺族から、彼は仇討ちの対象に。必死に逃げ惑う研辰。しかし、周囲の期待と武士の体面が彼を追い詰め、引くに引けない状況へ。嘘から始まった悲劇。果たし合いの場で、絶望的な状況に立たされた男が迎える、衝撃の結末。
ネット上の声
- 勘三郎さんのエネルギーがとにかく凄い!最初から最後まで笑いっぱなしでした。歌舞伎は初めてだったけど、現代的な風刺も効いててめちゃくちゃ面白かった!
- 評判どおりの傑作!
- 見逃した名舞台を映画館で見れるなんて幸せ。見ごたえたっぷりでした。
- お芝居自体は面白いんだろうけど、映画にするならもう一工夫欲しかったかな。
シネマ歌舞
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督---
- 主演中村勘三郎
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江戸の年の瀬、博打好きの左官が手にした大金。娘を想う親心と、江戸っ子の意地が起こす奇跡の物語。
江戸の町、大晦日。腕は一流だが博打好きの左官・長兵衛は、娘のお久が吉原に身を売り工面した五十両という大金を手にする。心を入れ替え、娘を身請けしようと誓う長兵衛。しかしその帰り道、店の金五十両をなくし、身投げしようとする若者・文七に出会う。不憫に思った長兵衛は、江戸っ子の意地と人情から、娘の大切な金を全て文七に渡してしまう。金も娘も失い、絶望する長兵衛を待っていた思いがけない結末。落語の名作を歌舞伎で描く、笑いと涙の人情喜劇。
ネット上の声
- 狂うジャパンだ。かっこいい!
- シネマ歌舞伎って思っていて、すみません。
- 人情って可笑しくて悲しくて最高です。
- 勘太郎の鼻水がみずみずしい
シネマ歌舞
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山田洋次
- 主演中村勘三郎
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江戸の火消し「め組」と力士団の意地とプライドが激突!江戸っ子の心意気を描く、歌舞伎の粋の結晶。
舞台は江戸時代、芝神明社の境内。些細なことから始まった、町火消し「め組」の鳶(とび)と、お抱え力士たちとのいさかい。それはやがて、双方の意地と面子をかけた一大抗争へと発展。め組の頭、辰五郎は、愛する町と仲間の名誉を守るため、命を懸けた大喧嘩に身を投じる決意。幕府の裁きを恐れず、己の信念を貫こうとする江戸っ子の魂。手に汗握る男たちの熱きドラマの結末。
ネット上の声
- 平成中村座でも見たかったわ
- 「中村屋!」の掛け声が耳に残る
- 不世出の天才
- 江戸時代に実際に起こった、火消しと力士の喧嘩を題材にした、明治時代につくられた演
シネマ歌舞
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演中村勘三郎