全3作品。クロエ・ウェッブが出演した映画ランキング

ローマの古代建築に魅せられた建築家が、自らの腹に宿る病と創造への執念に蝕まれていく、狂気と芸術の物語。

舞台は永遠の都、ローマ。アメリカ人建築家ステュワーフェル・クラックライトは、18世紀の建築家を記念する展覧会のため、若き妻と共にこの地を訪れる。荘厳な建築群に囲まれ創造意欲に燃える一方、原因不明の腹痛が彼を襲い始める。プロジェクトを妨害する同僚の嫉妬、そして妻の不貞。心身共に追い詰められる中、彼は自らの病と敬愛する建築家の死に奇妙な繋がりを見出していく。創造への執念か、破滅への序曲か。彼の内なる崩壊が、ローマの壮大な景観と対比されながら描かれる衝撃の結末。

セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャス。ドラッグと愛に溺れ、破滅へと突き進んだ狂おしい青春の記録。

1970年代後半、パンクムーブメントが世界を席巻したロンドン。セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスは、アメリカ人グルーピーのナンシー・スパンゲンと運命的に出会う。互いの孤独を埋めるように惹かれ合った二人は、ドラッグと暴力に満ちた共依存の関係へ。バンドが成功の頂点を極める一方、彼らの愛は社会から孤立し、破滅的な日常へと堕ちていく。音楽、名声、そして愛。その全てがヘロインによって蝕まれていく中、ニューヨークのチェルシー・ホテルで悲劇的な事件が発生。あまりにも純粋で、あまりにも愚かな二人の愛が辿り着いた、衝撃の結末。

不慮の死を遂げユーレイになった黒人弁護士と、その心臓を移植された刑事が同じ1人の女性をめぐって繰り広げるラブ・ストーリー。エグゼクティヴ・プロデューサーはロバート・シェイ、製作はスティーヴ・ティッシュ、監督・脚本はＴＶ出身でこれがデビューのジェームズ・Ｄ・パリオット、撮影はアーサー・アルバート、音楽はパトリック・レナードが担当。出演はボブ・ホスキンス、デンゼル・ワシントンほか。