夢に向かって挑戦したものの芽が出ずに過ごした歳月に疲弊した主人公が、戻りたくなかった故郷で人の温かさや美しい自然に触れることで、人間として再び成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。
江戸時代から続く栃木県の伝統工芸・小砂(こさいご)焼の窯元の息子として生まれた向井虎(たける)は、冒険小説家になる夢を抱き、親の反対を押し切って高校卒業と同時に上京。しかし現実は甘くはなく、落選と肉体労働に追われる日々に疲れ果て、夢をあきらめ故郷に戻る決意をする。15年ぶりに戻った故郷で、疎遠になっていた旧友や勘当された父親と再会した虎。ある親子にも出会い、全てがうまくゆかにずに本音をさらけ出すことができない虎は、ある嘘をつく。
監督は、NHKの「ダーウィンが来た!」や「ワイルドライフ」などのドキュメンタリー番組にも携わり、本作が長編映画初監督作となる冨田航。
ネット上の声
- 真実を描くことがリアリティとなる
- 窮奇ならば悪神です。
- 栃木県は、最高です
- 主人公の頑固さで、中々上手くいかない姿と、故郷で出逢った少年の姿に、自らの過去の
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督冨田航
- 主演谷英明