悟りを求め、全ての地位を捨てて旅に出た若きバラモン。精神と肉体の遍歴の果てに彼が見出した、人生の真理とは。
舞台は古代インド。裕福なバラモンの家に生まれた青年シッダールタは、満たされた生活に疑問を抱き、真の悟りを得るために家を出る決意。全てを捨てて苦行に身を投じ、やがては仏陀その人にも出会う。しかし彼は誰かの教えではなく、自らの体験を通して真理を掴む道を選択。快楽を極める商人として富を築き、美しい高級娼婦と愛を交わし、そして全てを失い、最後は質素な渡し守として生きる。人生のあらゆる側面を経験した彼が、悠久の河の声に耳を澄ませ見出した、宇宙と自己の真理。
ネット上の声
- 彷徨の果てに至った境地は…
- 撮影監督がベルイマン組のスヴェン・ニクヴィストなので自然豊かな情景の撮影はお手の
- 去年の奇想天外映画祭で上映された怪作「チャパクァ」のコンラッド·ルークス監督作品
- シッダールタというタイトルでもお釈迦様の生涯を描いた映画ではありません
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督コンラッド・ルークス
- 主演シャシ・カプール