フランスの名匠エリック・ロメールが1959年に発表した長編デビュー作で、ヌーベルバーグ初期を代表する記念碑的作品。パリで気ままに暮らす自称作曲家のピエールは、叔母の莫大な遺産を相続することに。有頂天になり派手なパーティを開くピエールだったが、遺産はすべて彼の従弟の手に渡ることが判明する。金の無心をしようにも友人たちはバカンスのため不在で、アパートを追い出され一文無しになったピエールは、パリの街をあてもなくさまよう。ジャン=リュック・ゴダールがカメオ出演。クロード・シャブロルが製作を手がけた。1959年製作で、日本では1990年初公開。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」でも上映される。
ネット上の声
- 星に支配される人間
- 破滅するべくして破滅するカスみたいな男が、パリをフラフラしながらウロチョロするだ
- エリック・ロメールの長編デビュー作🎬✨
- ロメール作品の出発点を確認できる秀作
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督エリック・ロメール
- 主演ジェス・ハーン