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うす汚れた町に生まれ育った姉妹が、親から受けついだ多淫多情な血に自らも押し流され、豊満な肉体を陶酔と快楽の中に標よわせていく。脚本は「盛り場 流れ花」のはたの三郎、監督は「性談 牡丹燈籠」の曽根中生、撮影は峰重義がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ロマン→バーチャル→草食系!?そして…
- 3姉妹のリアルな性描写
- 姉妹の身体を狙う博打狂いでアル中の親父、元娼婦で親父に従うだけの母親、会社の専務
- 「家族を疎ましく思いつつ逃れられない妙齢の娘」という設定では成瀬巳喜男の『稲妻』
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督曾根中生
- 主演二條朱美
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喧噪の都心をはなれた閑静な高級住宅街に考古学者水城元の家がある。水城家には裕美と冴子という姉妹がいた。二人は早くに母に死に分れたため裕美が冴子の母がわりをしていたせいか異常なほど二人の姉妹愛は深かった。裕美に、父の大学の研究室で働く有川との結婚話がもち上がった。この結婚に反対する冴子は邪魔すべく有川に近ずき誘惑し自分の肉体を抱かせる。しかし、二人は互いに求め合うような関係になっていった。その頃、水城は女中のひろ子と関係を持っていたが、激しすぎ脳溢血で倒れ寝たきりになってしまった。見舞い来た有川は裕美に冴子とのことを告げ水城にも白状するが、以外なことを知らされる。冴子は妻の不義の子で、裕美でなければ財産を継がせないというのである。そうとは知らない裕美は傷心をやわらげるため信州へと一人旅立つのだった。そして有川も彼女を追って信州へと旅立った。やがて、自分の出生の秘密を知った冴子は裕美から有川を取りかえすため二人を追い信州へ。裕美が有川に抱かれ、快楽の項上に昇りつめていた早朝、汽車から降りた冴子に、なにか心に決意するものがあった。二人を山荘に訪ねた冴子は、裕美を誘って散歩に出かけた。冴子の心の中には、有川を自分のものにするため、裕美との姉妹愛を成算しようとする決意があった……。数時間後、苦悶の色を残した裕美と、勝ち誇った様な顔で横たわっている冴子の死体が発見された……。
ネット上の声
- 夜汽車の行方?
- もしノーヒントでいきなり観たら、これが日活ロマンポルノだとは気付かないかもしれな
- 日活ロマンポルノについての知識をほぼ持ち合わせていない私が、どんなものか試しに観
- お金持ちの元で育った姉妹の近親相姦寸前な愛のゲームがある出来事により破滅へと向か
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督田中登
- 主演田中真理
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戦国時代、縦横無尽に戦場を荒しまわった野武士たちと、女の群盗の集団との権力に屈せず、思うがままに生きる姿を描く。脚本は藤井鷹史と、「セックス・ハンター 濡れた標的」の大和屋竺、監督は「流血の抗争」の長谷部安春、撮影は「情炎お七恋唄」の森勝がそれぞれ但当。
ネット上の声
- 女性性から逃れられない田中さんが泣くシーンそういう人もいたかもという想像力に震え
- 真っ当な戦国活劇を観たかったが、シナリオが大和屋なんでそんなことにはならず、シュ
- 長谷部安春監督が大和屋竺と組んで、時代劇に舞台を移したもうひとつの「野良猫ロック
- 山奥でのロケと撮影所にあるセットだけで戦国時代を表現してしまうところに日活撮影所
時代劇
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督長谷部安春
- 主演田中真理