ベトナム戦争の真実を撮り続けた伝説のカメラマン、沢田教一。銃弾飛び交う最前線で、彼がファインダー越しに見た生と死とは。
1965年、ベトナム戦争。青森出身の一人のカメラマン、沢田教一が戦場に降り立つ。彼のレンズが捉えたのは、泥水の中を必死で川を渡る母子の姿「安全への逃避」。この一枚でピュリツァー賞を受賞し、世界的な名声を得た後も、彼は危険を顧みず最前線に立ち続けた。なぜ彼は戦場に惹きつけられたのか。残された妻への手紙、同僚たちの証言、そして数々の未公開写真。それらが浮き彫りにするのは、戦争の非情さと、その中で生きる人々の尊厳を写し取ろうとした男の信念。34年の短い生涯を駆け抜けた伝説のカメラマンの魂の軌跡。
ネット上の声
- ベトナム戦争での写真を撮り続けて殉職した、報道写真家の沢田教一氏に関するドキュメ
- マジメなこというと写真と映画の表象、この映画における表象について考えるきっかけに
- 全然いい内容だけど、こうしてみるとやっぱりドキュメンタリーでもこんなに技術進化し
- 報道写真家でありピューリツァー賞を受賞した沢田教一の一生を追うドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督五十嵐匠
- 主演沢田教一