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革命前のイラン、学生運動家だった映画監督と彼が刺した元警官、20年の時を経て再会し、あの日の事件を映画で再現するドキュメンタリードラマ。
1990年代のイラン、テヘラン。映画監督モフセン・マフマルバフは、新作のオーディション会場で、20年前に自らが刺した元警官と運命的な再会を果たす。学生運動に身を投じていた17歳の頃、警官から銃を奪おうとして彼を刺し、投獄された過去。監督は、この元警官を主役に、あの日の事件を映画として再現することを提案。しかし、撮影が始まると、パンを隠し持っていた若き日の監督と、植木鉢を抱えていた警官、二人の記憶は微妙に食い違う。加害者と被害者がそれぞれの視点から過去を再構築し、和解への道を探る衝撃作。
ネット上の声
- 素晴らしい
- 映画監督と彼が若いとき襲撃した元警官がその事件を俳優を使って再現するというキアロ
- ありったけの言葉を駆使してこの映画のすごさ、高潔さ、面白さをどうにか一人でも多く
- マフマルバフの自己体験を再現した映画を作ろうとする、回想と現実が交錯する実験的作
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,イラン・イスラム
- 時間78分
- 監督モフセン・マフマルバフ
- 主演モフセン・マフマルバフ
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2021年、タリバン復権が迫ったアフガニスタンからアーティストや映画関係者を救おうとする有志の活動を追ったドキュメンタリー。
イランの巨匠モフセン・マフマルバフ監督の次女で「ハナのアフガンノート」などの監督作で知られるハナ・マフマルバフが全編スマートフォンで撮影し、救援にあたるマフマルバフ・ファミリーが限られた時間のなかで膨大なリストからの“選別”を迫られる姿を映しだす。
2021年5月、アフガニスタンからアメリカ軍が撤退したことによってタリバンが侵攻を再開し、空港は国外脱出しようとする市民でパニックに陥った。7月には、アフガニスタンのほぼ全土を掌握したタリバンによる迫害や処刑など、生命の危機に直面したアーティストや映画関係者のための救援グループが発足。モフセン・マフマルバフ監督とそのファミリーも約800人のリストをもとに各所への呼びかけをおこなっていくが、やがてリストから人数を絞らなければならないという苦渋の選択を迫られてしまう。
ネット上の声
- マフマルバフ一家の末娘が切実に訴えるアフガンの人々の苦難
- 「そんなの選べる筈はない」
- 米軍が撤退し、タリバンが復権した2021年のアフガニスタン
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国イギリス,アフガニスタン,イラク
- 時間67分
- 監督ハナ・マフマルバフ
- 主演モフセン・マフマルバフ
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モフセン・マフマルバフ監督の新作映画のオーディションに集まったユニークな人々の姿と、その熱気溢れるオーディション風景を映し出す。フィクションともノンフィクションとも言いがたい“100%の面接映画”。
ネット上の声
- オープニング、群衆を掻き分けて進む車とボンネットに足を広げて乗っかかり、不安定な
- これが映画なのかとか出来がどうとかは全くわからんがこうやって観ていて感情が揺さぶ
- 冒頭の群衆雪崩がガチ過ぎてめっちゃ怖かったのだが、それ以降はなんとも映画生誕10
- マフマルバフがオーディションを告知すると、5000人が集まり将棋倒し発生、大混乱
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間90分
- 監督モフセン・マフマルバフ
- 主演モフセン・マフマルバフ
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映画一家として知られるイランの巨匠モフセン・マフマルバフの、13歳になる末娘ハナによる長編デビュー作。姉サミラの「午後の五時」の製作現場に密着したドキュメンタリー。
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間73分
- 監督ハナ・マフマルバフ
- 主演サミラ・マフマルバフ