警視庁、国警本部、科学捜査研究所の後援で、電通DFプロが製作、新東宝が配給するもので、製作担当大條敬三、原案高峯秀雄、構成は警視庁刑事課科学研究所法医技官で、「東京のヒロイン」「青い指紋」などのシナリオを書いた長谷川公之が立て、船橋比呂志が脚本を書いている。監督は「蜘蛛の街」最近では「花荻先生と三太」の演出をした鈴木英夫が船橋比呂志の協力を得て当り「暴力の街」の植松永吉が撮影に当っている。ドキュメンタリイではないが、犯罪を科学的に分析、解剖する形式で出演者は全部劇壇人で、映画で見馴れた顔は、一人も出さず、リアルな街の人というつもりである。
ネット上の声
- 丹波哲郎が走っています。
- 指紋鑑定は当然として、煙草吸口の唾液を解析して血液型を特定、枕カバーに付着した脂
- めちゃくちゃ良かった!『裸の町』に倣ってセミ・ドキュメンタリー調で作られているの
- 立ち上がるだか扉を出るだかのアクションを繋ぐように丹波哲郎が前髪をふわっとなびか
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督鈴木英夫
- 主演丹波哲郎