「ホーム・アローン」の脚本家としても知られ、映画監督としても「すてきな片想い」「フェリシティはある朝突然に」などの青春映画の良作を残したジョン・ヒューズが、2本目の監督作として1985年に手がけた青春群像ドラマ。
土曜日の朝、それぞれ別の問題を起こした5人の高校生たちが図書室に集められ、夕方までに「人生とは何か」というテーマで作文を書かされることに。これまで接点がなかった5人の間にはギスギスとした空気が漂っていたが、親や教師、大人への反発という共通の心情をきっかけに、徐々に自分の心をさらけ出していく。
それまでの青春映画の定番だった、お気楽で刹那的なキャラクターではない、リアルな人物像が共感を呼んだほか、揶揄や軽蔑を通して距離を取るアメリカの「スクールカースト」の存在を世に広く知らしめた一作。ヒューズ監督とは「すてきな片想い」に続いてのタッグとなったモリー・リングウォルドらフレッシュなキャストの魅力も見どころ。
ネット上の声
- 不良とその他!!
- 大人になったら ブレックファストクラブ
- この映画が分からない人間がいるとは‥
- ジョン・ヒューズ監督の作品は初めて
青春、 高校
- 製作年1985年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ジョン・ヒューズ
- 主演エミリオ・エステヴェス