人生に絶望し、自殺を依頼した孤独な男。しかし、皮肉にも愛を知った彼に訪れる、殺し屋からの逃亡という滑稽で哀しい運命。
ロンドンの水道局で解雇され、孤独と絶望の淵にいたフランス人、アンリ・ブーランジェ。自ら命を絶つ勇気もなく、彼は裏社会の殺し屋に自身の殺害を依頼。しかし、契約成立の直後、彼は花売りの女性マーガレットと出会い、生まれて初めて愛を知る。生きる希望を見出したアンリは、慌てて契約のキャンセルを試みる。だが、プロの殺し屋は依頼を忠実に実行しようと、彼の命を執拗に狙い続ける。死にたかった男の、必死の逃亡劇。
ネット上の声
- 男が生きる意味(酒、煙草、女、花、職)を見つける
- 『誰を殺して欲しいんだ?』 『自分です』
- いきなり机片付けなくても・・・
- 沈黙の中に響く自分の笑い声
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1990年
- 製作国フィンランド,スウェーデン
- 時間80分
- 監督アキ・カウリスマキ
- 主演ジャン=ピエール・レオ