父の死の真相を追い求める実直な青年。腐敗した社会で、彼は自らの「不変」の信念を貫き通せるのか。
1970年代のポーランド。登山家だった父をヒマラヤで亡くした青年ヴィトルト。彼は父のように、いかなる状況でも正直で高潔であろうと心に誓う。しかし、彼が就職した会社は汚職と不正が蔓延する世界。同僚からの誘惑、上司からの圧力。純粋な理想は、冷酷な現実の前に次々と打ち砕かれていく。母の病、そして父の死に隠された疑惑。次々と襲いかかる苦難の中、ヴィトルトが選び取る道とは。人間の尊厳を問う、ザヌーシ監督の傑作。
ネット上の声
- 共産党が支配するポーランドを舞台に、電気技師の若い男性が理不尽な母の死や上司の腐
- 主演のタデウシュ・ブラデッキが軍隊に入り、就職をし、インドに行きというのを余計な
- これまたナイーブな大学入学を夢見るマザコン青年が社会に出てしまい、腐敗と直面して
- 相変わらず頭でっかちな人間の会話がメインになるとどうでもよくなるけど、冒頭の軍事
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ポーランド
- 時間90分
- 監督クシシュトフ・ザヌーシ
- 主演タデウシュ・ブラデッキ