基地の街で生まれ、社会から爪弾きにされた混血の少女。憎しみを力に変え、男社会に牙を剥く壮絶な復讐劇。
舞台は1970年代、アメリカの影が残る横須賀。米兵の父と日本人の母の間に生まれたリカは、その出自から孤独と差別に苛まれてきた。信じた男に裏切られ、少年院へ送られた彼女は、力だけが自分を守る術だと悟る。出所後、ドスを片手に裏社会を渡り歩く非情なアウトローへと変貌。自分を虐げた者たちへの復讐を誓い、次々と男たちを血祭りにあげていく。彼女の乾いた心に安らぎは訪れるのか。血塗られた道の果てに見る、衝撃の結末。
ネット上の声
- 混血児リカ
- 酒でヤキが回った中平康と何でヤキが回ったのか新藤兼人による無茶苦茶な、あまりに無
- 主人公のリカは義憤に駆られて行動するだけでなくただ単に喧嘩っ早いだけなのが良い
- ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー『梵天太郎映画祭』にて
サスペンス、 アクション
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督中平康
- 主演青木リカ