エリック・ロメール監督による「六つの教訓語」シリーズの第4作。画廊のオープンを控えた男アドリアンは恋人からの誘いを断り、骨董収集家との商談のため南仏サン・トロペを訪れる。友人の別荘に滞在することになったアドリアンは、そこで自由奔放な美少女アイデと出会う。アドリアンは次から次へと男を乗り換えるアイデのことを批判しながらも、その一方で彼女に惹かれてしまう。ロメール監督が、本人役で出演している少女アイデ・ポリトフの強烈な個性に着想を得て撮りあげた作品。アドリアン役を演じるのは、後に「007 美しき獲物たち」などハリウッドで個性派俳優として活躍するパトリック・ボーショー。ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。2006年にロメール監督の特集「ロメールと女たち」で上映。2021年4月、「エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版」でも上映される。
ネット上の声
- 無関心と興味、無作為と衝動
- 女から逃げることはできない
- 真夏に観るロメールのバカンス映画に勝るものは無し
- ロメールの「六つの教訓話」の第3作目🎬
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督エリック・ロメール
- 主演パトリック・ボーショー