オペラハウス建設の夢に憑かれた男。狂気と執念が、アマゾンの奥地で巨大な蒸気船を山越えさせる。
20世紀初頭、未開の地が広がるペルー、アマゾン川上流域。アイルランド人のフィツカラルドは、偉大なテノール歌手カルーソーを崇拝し、ジャングルの真ん中にオペラハウスを建てるという途方もない夢を持つ男。夢の実現に必要な資金を得るため、彼は前人未到のゴム園を手に入れる計画を立てる。しかし、その土地へ行くには、巨大な蒸気船を陸に引き上げ、人力で山を越えさせ、別の川へ移動させるしかない。先住民との対立、過酷な自然。常識を超えた挑戦に、周囲は彼を狂人と呼ぶ。彼の純粋な情熱は、不可能を可能にするのか。壮大な計画の行方。
ネット上の声
- 「船が山を越える」ってあらすじだけ聞くと意味不明だけど、観たらマジでそのまんまだったw 主人公も監督も狂ってるとしか思えない。でもその狂気的な情熱に圧倒される。これは映画というか、もはやドキュメンタリー。
- 主人公の夢にかける情熱がすごすぎる!周りから見たらただの無謀なオヤジだけど、なんか応援したくなっちゃうんだよね。
- 本当に船を山越えさせててビビった。CGじゃない迫力がヤバい。
- 映像はすごい迫力だったけど、なんでそこまでして…?って気持ちが最後まで拭えなかったかな。
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1982年
- 製作国ドイツ,ペルー
- 時間157分
- 監督ヴェルナー・ヘルツォーク
- 主演クラウス・キンスキー