昭和初期の女学校を舞台に、寄宿舎で暮らす少女たちの友情、憧れ、そしてすれ違いを瑞々しく描いた青春物語。
昭和初期、厳格な規律に守られた女学校の寄宿舎。級長の和子をはじめとする生徒たちの穏やかな日々に、東京から来たモダンな転校生・正子が波紋を広げる。自由奔放で都会的な正子に、生徒たちは戸惑いと憧れの眼差しを向ける。当初は反発していた和子も、次第に正子の裏表のない純粋な心に惹かれ、二人の間には特別な友情が芽生え始める。しかし、多感な少女たちの些細な誤解や嫉妬が、彼女たちの関係に影を落としていく。限られた時間の中で育まれる、儚くも美しい少女たちの友情の行方。
ネット上の声
- 戦前の多感な少女たちの友情と絆
- 消えて行ったもの
- 後ろ姿のショットが多くて、顔が映っても遠くてよく見えなくてなんか怖いと思ってると
- 大阪大空襲でそのほとんどが焼失した戦前の大阪の町並み、建物などが残されているとの
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督石田民三
- 主演高峰秀子