内戦下のタジキスタン、盗まれた帽子を取り戻す旅が、ロープウェイで芽生える淡い恋の物語へと変わる。
1990年代初頭、内戦の混乱が続くタジキスタン。ロープウェイ運転手の純朴な青年ダレルは、賭けに負けて父から受け継いだ大切な帽子を奪われてしまう。帽子を取り戻すため相手の家へ向かうが、そこにいたのは男の娘ミラだけ。ダレルは帽子を取り返す代わりに、ミラを人質として連れ帰るという突飛な行動に出る。反発し合う二人だったが、ロープウェイでの奇妙な共同生活の中で、次第に互いを意識し始める。しかし、内戦の影は彼らのささやかな日常にも忍び寄り、二人の関係は予期せぬ方向へ。混沌とした時代の中で、彼らが見つけるささやかな希望とは。
ネット上の声
- チュルパン・ハマートヴァちゃんに魅せられた『ルナ・パパ』のバフティヤル・フドイナ
- 銃声が環境音として聞こえることとそれが関心事であるかは別で、彼らは自分たちの生活
- 作品は素晴らしかったのだが、途中から人物や風景に緑色のライトが当てられているよう
- ルナパパではもうほとんどクストリッツァだったけど、「少年機関車に乗る」から続くフ
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国タジキスタン,スイス,日本
- 時間90分
- 監督バフティ・フドイナザー
- 主演ダレル・マジダフ