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戦乱の絶えない民国時代。
劇団「五慶」の座長であるホウ・シーティン(侯喜亭)は、一座の役者たちを率いて徳祥大戯院で公演を行うことに。ところが初日の舞台で大トリを務めたのは、まさかの肉まん屋の下働きダーサンアル(大嗓児)?
観客は名優・ジン・シャオティエン(金嘯天)の登場を心待ちにしていたが、時の権力者ホン・ダーシュアイ(洪大帥)が、あろうことか「覇王別姫」をダーサンアルに歌わせるよう名指しで命じたのだった!看板役者を見られないとあって観客は激怒、払い戻しを求め暴れ出し、劇場支配人は頭を抱えることに。
一方、舞台裏ではホン・ダーシュアイが銃を持って騒ぎ出し、関係者は恐怖に震え上がる。女形俳優・フォン・シャオトン(鳳小桐)、教化処処長・シュー・ミンリー(徐明礼)、さらには野心を抱く第六夫人までもが、この滑稽かつ騒々しい騒動に巻き込まれていく――。
舞台では“覇王”が声高らかに歌い上げ、舞台下では人間模様の滑稽さが渦巻く。 劇団の生計を守るため、そして観客を満足させるため、幕が上がったこの一芝居、一体どうやって演じきるのか?
ネット上の声
- めちゃくちゃ笑ったのに、最後はズーンと心に響くものがあった。時代の波に翻弄される人々の生き様がすごい。
- 喜劇かと思いきや、深い人間ドラマ。役者さんたちの演技が素晴らしい。
- 面白かった!
- ちょっとドタバタしすぎかな。でも後半の展開は考えさせられた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国中国,香港
- 時間117分
- 監督チェン・ペイスー
- 主演チェン・ペイスー
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声を失った男が、たった一人で巨悪に挑む。息子を奪われた父親の、言葉なき怒りが爆発する、衝撃のクライム・サスペンス。
2004年、中国北部の貧しい炭鉱の村。失語症の荒くれ者、チャン・バオミンが村に帰ると、愛する息子が忽然と姿を消していた。警察の捜査は進まず、村は不穏な空気に包まれる。息子の行方を追うチャンは、やがて村を牛耳る悪徳企業の社長と、その用心棒である弁護士の存在に行き着く。金と権力が渦巻く巨大な闇。法も言葉も通じない絶望的な状況の中、彼の唯一の武器は、鍛え抜かれた肉体と決して屈しない怒りの拳。沈黙の父親による、壮絶な奪還劇の幕開け。
ネット上の声
- 中国映画祭で鑑賞。社会の底辺で生きる人々の声なき叫びが胸に突き刺さる。主演の演技がとにかく圧巻だった。
- 重いテーマだけど、映像の力でグイグイ引き込まれた。
- 言葉にならない感情が渦巻いて、観終わった後しばらく席を立てなかった。
- 映画としてはすごいんだろうけど、ちょっと暗すぎて個人的にはキツかったかな。
- 製作年2018年
- 製作国中国
- 時間---分
- 監督シン・ユークン
- 主演チアン・ウー
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激動の時代に引き裂かれた男女の運命。再会を誓い、幾多の困難を乗り越える、時を超えた純愛の記録。
舞台は20世紀半ば、戦争の影が忍び寄る上海。裕福な家庭に育った青年と、彼が愛した歌手の女性。時代の荒波が二人を無情に引き裂き、交わされたのは「必ず、また逢う」という固い約束。互いの消息も知れぬまま、胸に秘めた誓いだけを頼りに生き抜く日々。戦争、貧困、そして新たな出会いが二人の絆を試す。数十年後、約束の場所を訪れた彼の瞳が探すものとは。運命の結末。
ネット上の声
- 監督のヘタウマ演出が泣ける話を壊した・・・
- 中国の一人っ子たちの眼にはどう映るのだろ
- 『火垂るの墓』のバカ兄に見せてやりたい
- 陳腐なストーリーも子役の涙で大感動
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国中国
- 時間95分
- 監督ユイ・チョン
- 主演ジジ・リョン
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近代化が進む北京の古い銭湯を舞台に、父と二人の息子が織りなす、心温まる家族の絆と時代の移ろいの物語。
大都会・深圳で成功した長男ダァミン。ある日、知的障害を持つ弟アルミンから届いた謎の手紙をきっかけに、北京の古い銭湯を営む実家へ数年ぶりに帰郷。そこには、昔気質の父と、純粋な心を持つ弟、そして銭湯に集う個性豊かな常連客たちの変わらない日常。近代化の波が押し寄せる中、父が守り続けてきた銭湯の存在。最初は都会の生活に戻ることばかり考えていたダァミンだったが、父や弟、常連客たちと触れ合ううちに、失いかけていた大切な何かに気づき始める。家族の絆と、消えゆく古き良き共同体の温かさを描く感動作。
ネット上の声
- 先日観た『グォさんの仮装大賞』が良かったので、チャン・ヤン監督の初期作品、優しい
- 日本人にも共感できる中国の銭湯だが。
- この先どうやっていくのだろう・・・
- 日中ともに庶民文化は消えゆく。
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国中国
- 時間92分
- 監督チャン・ヤン
- 主演チュウ・シュイ
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現代中国の格差社会。理不尽に抗う4人の男女が、己の尊厳を懸けて選んだ暴力という最終手段。
急速な経済発展を遂げる現代中国。その影で、尊厳を奪われた4人の男女の物語。村の不正を告発しようとする炭鉱夫。故郷で銃を手にする冷酷な出稼ぎ労働者。性的搾取を強要され、客を刺すサウナの受付嬢。劣悪な労働環境から逃れようとする若い工場労働者。社会の片隅で理不尽な暴力に晒された彼らが、自らも暴力の連鎖に身を投じていく様。これは、声なき者たちの魂の叫びであり、現代社会が抱える歪みを鋭くえぐる衝撃作。
ネット上の声
- いきなりオープニングのタイトルバック…"オフィス北野"の文字にビックリ!
- 中国の“風俗”って演出が凝っているなあ~
- 北野ワールドの中国バージョンだ。
- 格差社会に忍び寄る罪の手ざわり
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国中国,日本
- 時間129分
- 監督ジャ・ジャンクー
- 主演チャオ・タオ
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日中戦争下の上海で、中国軍の守備隊が繰り広げた5日間の激戦「四行倉庫の戦い」の実話をもとに描き、中国で大ヒットを記録した戦争ドラマ。1937年、第2次上海事変末期の上海。中国軍第88師第524団の兵士たち約400人は、河沿いに建てられた巨大倉庫「四行倉庫」を防衛拠点とし、日本軍からの総攻撃に耐えていた。仲間たちが次々と命を落としていく中、兵士たちは決死の覚悟で激戦を生き抜こうとする。その勇姿は、戦況を見守る多くの同胞の心を突き動かしていく。出演は「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」のオウ・ハオ、「SHADOW 影武者」のワン・チエンユエン、「山河ノスタルジア」のチャン・イー。日本軍司令官役で中泉英雄が出演。「愛しの母国」のグアン・フー監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 見敵必殺を叩き込まれる軍隊の狂気とヒロイズム
- 若干戦闘シーンが長すぎて話がわからなくなったりしたけどこれが現政権下で放映できた
- 昨日四行倉庫行ったから気になって見てみた 発音訛ってて聞き取りづらかった 日本語
- 2020年の世界No.1興収を記録した映画は『鬼滅の刃』でも『TENET』でもな
戦争
- 製作年2020年
- 製作国中国
- 時間---分
- 監督クワン・フー
- 主演ワン・チエンユエン
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香港の海底トンネルをテロリストが占拠。爆弾処理班のスペシャリストが、1トンの爆薬と人質の命を天秤にかけ、究極の選択を迫られるノンストップ・アクション。
舞台は現代の香港。香港警察爆弾処理班のトップ、チョン警視は、冷静沈着な判断力で数々の事件を解決してきた英雄。しかし、7年前に取り逃がした凶悪な爆弾テロリストが、復讐のために香港を再訪。香港と九龍を結ぶ重要な海底トンネルを、1000kgもの爆薬で占拠する。トンネル内には、数百人の市民と、チョンの同僚たちが人質として囚われていた。犯人グループは非情な要求を突きつけ、爆発までのタイムリミットが刻一刻と迫る。外部との連絡もままならない絶望的な状況下で、チョンは自らの知識と経験、そして命を懸けた最後の決断を下す。
ネット上の声
- 警察無謀すぎ、悪役ショボすぎ、高まらず。
- 香港映画的独特の映像や編集は今作でも健在
- ドンパチ満載、バッドエンドも・・・
- ド派手なアクションで緊迫感が凄い
アクション
- 製作年2017年
- 製作国中国,香港
- 時間118分
- 監督ハーマン・ヤウ
- 主演アンディ・ラウ
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現代中国の闇に立ち向かう敏腕捜査官の戦いを、実在の事件をモチーフに描いたクライムアクション。中国南部の村で、土地開発プロジェクトによる立ち退きに最後まで反対していた一家の父親が開発推進派たちに殺害された。しかし地元警察は、この事件を事故として処理してしまう。村人の告発書で事態を知った政府は特別捜査班を設置し、公安の敏腕捜査官ソン・イールイをリーダーにして再捜査に乗り出す。地元県知事の協力も得ながら捜査を進めるうちに、残虐非道な闇金業者スン・ジービャオの存在が浮上する。主演は「罪の手ざわり」のチアン・ウー。「のむコレ'21」(2021年10月22日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。
ネット上の声
- ドラマの狂飆が好きで、同じようなかんじかな?と思って見てみたら、やはりそこまでで
- 現代中国の闇に立ち向かう敏腕捜査官の戦いを、実在の事件をモチーフに描いたクライム
- 中共マンセー映画と思いきや、地方都市の実態を自ら披露、しかも根が深すぎて何人捕ま
- この作品は一部実話に基づくとの事ですが、どこからどこまでがフィクションなのだろう
アクション
- 製作年2021年
- 製作国中国
- 時間111分
- 監督ルー・ユーライ
- 主演チアン・ウー