パリの庶民夫婦に舞い込んだ、一攫千金の夢。一枚の宝くじが巻き起こす、ささやかで愛おしい幸福を巡る大騒動。
第二次世界大戦後のパリ。印刷所で働くアントワーヌと、デパート店員の妻アントワネットは、貧しいながらも愛し合う若夫婦。ある日、彼らが買った宝くじがなんと一等に当選。これで苦しい生活から抜け出せると大喜びする二人。しかし、その喜びも束の間、肝心の当たりくじを紛失してしまう。夢の生活への切符を求め、パリの街を奔走する夫婦。この騒動は、二人の愛を深めるのか、それとも壊してしまうのか。ジャック・ベッケル監督が描く、庶民の日常にきらめく、ささやかな幸福の物語。
ネット上の声
- 幸福の設計という下町劇
- ベッケルの宝くじ(ラブ)
- うまく流れないお金の話
- 結局は仕事も生活の中で起きている事象に過ぎない、こんなに上の空で仕事して(生きて
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ロジェ・ビゴ