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80年代、高度経済成長期の台北。漫画「ナイルの娘」に憧れる少女が、都会の喧騒の中で見つめる現実と虚構。
1987年、台北。夜間高校に通いながらケンタッキーフライドチキンで働くシャオヤン。彼女の心の支えは、古代エジプトを舞台にした日本の漫画「ナイルの娘」。兄はチンピラ仲間とつるみ、家族はバラバラ。華やかな都会のネオンの下で、彼女は漫画の主人公のように劇的な人生を夢見る。しかし、現実はままならず、兄が起こした事件をきっかけに、シャオヤンの日常は静かに崩壊を始める。少女が目撃する、時代の光と影。その先に待つものとは。
ネット上の声
- ケンタッキーは台湾では“肯徳基”
- ここちよい
- 少女期の夢は…
- どうして人は盗みをはたらくのかということの根源にある、貧困のなかの切迫した状況と
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国台湾
- 時間84分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演ヤン・リン
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2001年の台北。刹那的な快楽に溺れる女性の姿を通し、ミレニアム世代の浮遊感と孤独をスタイリッシュに描く青春映画。
2001年、台北。ナイトクラブで働くヴィッキーは、嫉妬深い恋人ハオとの不安定な関係に疲れ果てていた。家を飛び出し、刹那的な快楽に溺れる日々。しかし、その心は常に満たされない。そんな彼女の前に現れた、穏やかで頼りになるヤクザのジャック。彼との出会いが、ヴィッキーの日常に変化をもたらす。これは、10年後の未来から彼女自身が振り返る、若き日の愛と彷徨の記録。雪に覆われた日本の地で、彼女は何を見つけるのか。
ネット上の声
- 2001年の台北、ある女性の回想の物語。 若気の至りとか、ダメな男...
- 目まぐるしい台湾うらぶれて少し温かい日本
- 芸術的映像の中に見え隠れする現実の厳しさ
- ナウに挑戦。巨匠、楽勝の新境地開発
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国台湾,フランス
- 時間105分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演スー・チー
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その日暮らしの中年男ガオは弟分のピィエンとその恋人のマーホァとともに南へのバイク旅行に出発するが……。根無し草のようにさまよう男女の場当たりな生き様を、物語性の欠落した客観的映像でスケッチしていく。フィルム・ノワールを思わせる張りつめた雰囲気と南国特有のアンニュイなムードが、見る者に不思議な高揚感を抱かせる異色作。日本からの出資を得て、名匠ホウ・シャオシエン監督が肩の力を抜いて撮りあげた青春ロードムービー。
ネット上の声
- 主人公の悲哀かな
- 悲情城市や冬冬の夏休みなどで知られるホウシャオシェンの青春映画
- なんだいこの映画は
- 中間であせる男
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国台湾,日本
- 時間112分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演カオ・ジエ
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「悲情城市」「戯夢人生」に続く、ホウ・シャオシエン監督が描く“台湾現代史”3部作の完結編。舞台は現代の台北。女優であるリャンジンは、まもなくクランクインする映画「好男好女」で1940年代の抗日戦に参加した実在の女性を演じるのだが、やがて彼女は自分がヒロインと同一化していくのを感じ始めていた……。奥山和由プロデューサー率いるチーム奥山とホウ・シャオシエン電影社の共同製作による日・台合作映画。
ネット上の声
- 侯孝賢の確かな“進化”を感じる作品
- 二つの過去との直面
- 緑がかった画面の過去パートがあまりにも退屈で全部削っちゃっていいんじゃねと思うけ
- “やがてそのふたつの愛は微妙に重なり、ひとつに溶け合っていく”とあらすじにはある
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国台湾,日本
- 時間108分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演伊能静
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高度成長を遂げる現代台湾で、社会からとり残され、麻薬と極道の道を突き進まざるをえなくなった少年たちの悲劇を描いた青春映画。「戯夢人生」の侯孝賢の助監督出身である徐小明の監督デビュー作で、エグゼクティヴ・プロデューサーを侯孝賢が務めている。製作は侯孝賢作品でおなじみの張華坤、撮影は「クー嶺街少年殺人事件」の張惠恭、音楽はバブー、林強、呉俊霜。主演は「風櫃の少年」の顔小國と「クー嶺街少年殺人事件」の譚至剛。共演は「悲情城市」の高捷、「風櫃の少年」の張世、「戯夢人生」の李天ら。
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国台湾
- 時間105分
- 監督シュー・シャオミン
- 主演ヤン・チャンクオ
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ネット上の声
- 台湾映画はあまり感情を爆発させるような派手な作りじゃない気がする
- キメた奴が
- 全般的に古臭いのは演出の意図なのか、それとも敢えてなのかそのあたりがよくわからな
- ナイフで滅多刺しにされたくせに全然死んでなくて、ノワール感薄れて冷めた
アクション
- 製作年2021年
- 製作国台湾
- 時間120分
- 監督チアン・ジュイチー
- 主演チェン・レンシュオ
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ネット上の声
- 韓国映画とかアウトレイジとか同じジャンルのものと比べると、芝居に重みとか迫力が無
- 画はどこをとってもカッコよく、凄く雰囲気でてるんだが、ストーリーが単調で退屈
- モンガに散っていった若者たちが生きてたらこんな結末なのかな、といった感じ
- 中国語の勉強になるかと思ったけど、殆ど聴き取れ無かった
アクション
- 製作年2018年
- 製作国台湾
- 時間126分
- 監督ヤン・チャンクオ
- 主演コリン・チョウ
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世紀末の台北を舞台に、悲劇的な事件に巻き込まれた青年の姿を描く。監督は映画評論家出身で、「国中女性」で監督デビューしたチェン・クォフー、脚本はクォフーと、テレビ・舞台の脚本家として活躍してきたチェン・シーチェ。製作総指揮は「戯夢人生」のホウ・シャオシエン。製作はチャン・ホアクン、企画はジャン・ホンジー。撮影はMTVを数多く手掛けてきたチャン・ターロン。編集は「クー嶺街少年殺人事件」のチェン・ボーウェン。録音はトゥ・ドゥーチー。照明はソン・ティエンシェンがそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国台湾
- 時間105分
- 監督チェン・クォフー
- 主演リン・チャン
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2018年・第19回東京フィルメックス(18年11月17~25日/有楽町朝日ホール)のコンペティション部門で上映。
- 製作年2018年
- 製作国台湾,中国,アメリカ,フランス
- 時間107分
- 監督ホー・ウィディン
- 主演リー・ホンチー