1913年のキューバ、公園の代筆屋が綴る手紙が、二人の若き恋人の運命を揺り動かす。
舞台は20世紀初頭のキューバ。公園の片隅で、文字の書けない人々のために手紙を代筆して生計を立てる青年フアン。ある日、彼は美しい令嬢マリアのために、彼女の恋人への情熱的な手紙を代筆することになる。しかし、言葉を紡ぐうちに、フアンはマリアへの禁断の想いを募らせていく。手紙の中でだけ交わされる、偽りの恋人との甘い言葉。それはやがて、代筆者であるフアン自身の魂の叫びとなってマリアの心に届き始める。身分違いの恋と、手紙に託された本当の想い。二人の運命が交錯する、切なくも美しいラブストーリー。
ネット上の声
- 皮肉っぽくないラブロマンスを撮らせても良い作品に出来上がっている
- 美しい娘に一目惚れした青年は、代書屋にラブレターの代筆を頼む
- T・G・アレア監督、ガルシア=マルケス脚本
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国キューバ,スペイン
- 時間94分
- 監督トマス・グティエレス・アレア
- 主演ヴィクトル・ラプラーセ