戦時下の日本。自然の中でたくましく生きる子供たちの日常を詩情豊かに描く一篇。
戦時下の影が忍び寄る日本の片田舎。大人たちの世界の喧騒をよそに、子供たちは今日も野山を駆け回る。彼らの最大の関心事は、団栗と椎の実のどちらが優れているかという、たわいない競争。清水宏監督が、子供たちの生き生きとした表情や仕草をドキュメンタリーのように活写。素朴な日常の中に宿る生命の輝きと、失われゆくものへの郷愁が胸を打つ珠玉の短編。
ネット上の声
- 喧嘩のシーンで見守る男の子の胸元のバッチが反射する美しさからのえーんえーんって泣
- 簪では子どもが言ってたガンバレガンバレ!を子どもに向かってかけるおっちゃん
- 木登り完走のショットがやけにかっこいい笑 木登りの範疇じゃないなこの高さ
- 子供達が元気に走り回って喧嘩して木登りするだけなのにむちゃくちゃ面白い
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督清水宏
- 主演大山健二